うまくいかない・・・骨盤底筋トレーニングの落とし穴!!

 今とても流行っていますね

「骨盤底筋」

  

 もともと「骨盤底筋」というものはそんなに重要視されることもなく、一般の解剖書ではあまり深く記載されることもなく、婦人科系の専門書などで調べなければならないほどでしたが、


骨盤と骨盤底筋
骨盤と骨盤底筋

 元来自分の体操や運動の良さを人に伝えるというのは誰しも難しいものなのです。

それはつまり、同じ動きをしても、もとの体の状態やほんのちょっとした意識や考え方の違いでまったく違う結果になってしまうからなのです。

 結果が良好に出ている発言者は、開始前すでに体の状態が良かったり、無意識に様々なコツを実行している可能性が多いのです。しかし、無意識のため、あまり記載されることもないのです。

 そこが健康本や、聞いただけのエクササイズでは網羅できない欠点です。 

 運動というものは本当は故意的にどこかを鍛えるより無意識に行う全身運動が一番ベストだと言われます。そこがスポーツや各ダンスエクササイズなどのよいところなのです。

 

最近一般的に言われている骨盤底筋エクササイズは、

  • 筋肉の部位を意識しながらおしりの穴を締めるような力を入る
  • 合わせて骨盤を前や後ろに傾けるといったもの
  • 四股(相撲の)運動や変形スクワットを利用したもの

が多いです。

 上二つの運動に関して、骨盤底筋の解剖学的位置関係だけを考慮すればそのような運動が考案されるのでしょうが、人間の体の部分解剖だけを抜粋して考案された運動ではほとんどの場合うまくはいきません。

 

 運動というものは体全体・各部位の重さや、連動する周囲との動きにより円滑に行われるものなのです。そのため、無意識の全身運動が推奨されるということもあります。

 

また骨盤が大きく歪んでいたり、著しい固さや機能不全がある場合は、スクワットや四股ふみ運動のように強制的に筋収縮を起こすような負荷運動もよい結果が出にくく、逆に余計調子が悪くなることも多くあります。

そんな方は先ず当店の骨盤矯正を受けられ、効果的なトレーニングができる状態の身体を作ることをお勧めします。

 

 ためしにどうぞ推奨されている骨盤底筋トレーニングを実行し、継続してみてください。

 ほんとに尿漏れが治りますか?

 他の部位に(太ももの付け根や膝周囲など)不調や違和感は出ませんか?

 

 答えはあなたの体だけが知っています。

 自分に合うもの、必要なものは「目」や「耳」や「頭」ではなく

「自分の体」

に教えてもらい、その声を正直にそのまま受け止めてあげてください。

 

 自分の体に一番目を向けてあげられるのは、

最終的にはあなただけなのです。

 

 女性の皆さん、どうぞ幸せな老後をお送りください(^<^)

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