理学療法士の学生の時、脊損センターというところへ行っていました。
祖父も頸髄損傷で、しばらくそこにお世話になっていて、その頃何もできなかった自分を超えたくて
実習の時希望して行きました。
事故で起こることが多い頸髄損傷やその他脊髄損傷。
10代〜の若い年代もとっても多く、損傷部位や年齢、体力が許せば
車椅子スポーツで活躍する方も。
実習でも、みんなと楽しく、助けてくれて、
自分に何かできるのかと考えましたが
日々みんなと一緒に規則ギリギリのことや多少規則を逸脱したことをして
笑いあっただけで(悪です。)
本当の意味での助けは何もできませんでした。
ちょっと動きがあっても治るわけじゃない。
支えになりたくても、一生をかける覚悟がなければ最終的に分かり合えない。
余計に悲しさや焦燥感を感じさせてしまうことも。
本人はずっと願っているのだけど、
明日の朝その足が動くなんてこともなかった。
奇跡は起こらなかった。
実習が終わって就職してからもそう。
・ちょっといい のか
・ずっと良くなっていく のか
・治った のか
病気の種類や体の状態によっても大きく違うけど
奇跡は起こらないから、
奇跡に現実でどこまで近づけるのか
日々たんたんと地味に考え込んでオタクに勉強していますm(_ _)m
ふと、年配のワンちゃんのお客様との出会いで
振り返ることになりました。
日々いろいろなことを学ばせて頂ける皆さまとの出会いに
今日もありがとうございました。
松田