優しくしないで! リラックスするための本当の方法

 今日はとても疲れました。

 

 心身ともに疲れました。

 

 最近とても疲れます。

 

 気持ちの底から疲れます。

 

 でも夜もあまり寝付けません・・・

 

 あなたはそんなときどうしますか?

 方法はいくつもあると思います。

 

 ではその緊張で張りつめた筋肉をほぐす方法を考えてみましょう。

 

 1.優しくさする

 

 2.しっかりもみほぐす

 

 3.ぎゅうっと圧する

 

 正解は・・・    3.ぎゅうっと圧する

 

 「ええっつ!!」

 と思うかもしれませんが、まあ正確に言うと、

 リラックスできない部位を『ぎゅうっ』と圧した後に

 『はー・・ 』と故意的に力を抜かなければなりません。

 

 人の体には様々な「感覚受容器」というものが存在します。簡単に言えば感覚を感じて神経を通って脳まで行く過程の入り口に当たります。医学用語で「上行路」と言います。

 そして脳まで行った感覚はそれに見合った動きを出す指令を筋肉に伝える信号を出します。同じく「下行路」と言います。

 

 人は感覚が入力され(感じ)ると、それに見合った出力(筋収縮)が起こるようになっていますが、このようなリラックスできなくなった場合、活動中の入力量が多すぎて、機能が勘違いを起こし、入力量が減った休憩中でも出力をし続けてしまうようになってしまっているのです!

 

 そこで何故『ぎゅうっと』圧すのかというと、

 入力がないのに多くの出力が出てしまっている場合、一度大きな入力信号を与えて神経回路の目を覚まさせてあげるのです。

「あなたは余計な運動をしていますよ」と。

そしてその入力量が多いまま、

「ほらちょっと力を抜いてごらんなさいよ」と声をかけます。

すると体はびっくりするぐらい言うことを聞いてくれるようになります。

 

 1のように『優しく』されても、ギンギンに働いている出力経路はびくともしません。

 また2『もみほぐされ』て、もし仮に一度筋肉の力が抜けたとしても、神経回路の過敏な状態は残っているため、一時的なもので、また緊張してきてしまうのです。

 

 『圧する』方法のポイントは、手の広い面で、ゆっくりしっかり押して、そして押されていることを自分でしっかり『感じる』ことです。神経回路に対してのアプローチですからね。筋肉に対してではないので。感じなきゃですね。

 

 しっかりリラックスして、幸せな明日をお迎えください。 

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